こんにちは!むらってぃー(@canon1ky)です。
デュアルブート等でLinuxをPCにインストールする時に、必ず立ち上げたLinux上でインストールしますよね。
そのためには、Linuxを立ち上げるためのメディアであるブートUSB等が必要になります。
今回は、Linuxディストリビューションの1つであるUbuntuのブートUSBをMacで作成する方法を説明します。
この記事を読むと、WindowsPCやMacに刺すだけでUbuntuを起動することができる、ブートUSBを作ることができます。
やること
今回はUbuntu18.04LTSをインストールする前提で進めます。
手順は下記の通りです。
- Ubuntuのイメージファイルをダウンロード
- USBを用意する
- ブートUSB作成アプリを用意する
- ブートUSBを作成する
上記の4ステップです。やり方がわかってしまえばめちゃめちゃ簡単です。
ステップ1. Ubuntuのイメージファイルをダウンロード
Ubuntu18.04LTSを入れたいので、下記のページからisoファイルをダウンロードします。
ページに飛んだら、18.04LTS部分のDownloadボタンをクリック。
1.8GB程なので、大体5~10分くらいでダウンロードが終わります。
ステップ2: USBを用意する
次はブートUSBを作成するために、USBメモリを用意しておきましょう。
USB1つを丸っとOS化させるので、普段使っているデータが入っているUSBは使用せず、普段使っていないものや新しくブートUSB用に購入することをオススメします。
ミスった場合に使えなくなってしまう可能性があるので…
Ubuntu18.04を入れる場合には、USBのメモリは4GBあれば十分です。僕は4GBのUSBメモリを使用して、問題なくブートUSBを作成することができました。
とは言っても、最近は32G超えのUSBでもめちゃめちゃ安く手に入れられるんですよね。
下記のUSBが中でもコスパが良く、ブートUSBを作るのに良い感じです。
↓キングストン 32GB 860円 Amazon’s Choice

↓Transcend 32GB 999円 Amazon’s Choice

↓BUFFALO 8GB 724円 Amazon’s Choice

ステップ3: ブートUSB作成用アプリを用意する
USBが用意できたら、次はブートUSBを作成するアプリを用意しましょう。
ddコマンドなどのLinuxコマンドを使ったり、ディスクユーティリティを使う方法がありますが、細かいことはやりたくないのでアプリに任せちゃいます。
オープンソースであるEtcherをダウンロード。

アプリを立ち上げると、下記のような画面になります。
黒い画面がシンプルで格好良いですね!
ステップ4: ブートUSBを作成する
Etcherをインストールし、立ち上げたら早速ブートUSBを作成していきましょう!
まず、ブートUSBにしたいUSBメモリをMacに刺します。
次に立ち上げたEtcherの画面にあるSelect imageをクリック。
するとファイル選択画面が開くので、ダウンロードしたubuntu-18.04.desktop-amd64.isoを選択します。
最後に、Select driveで刺したUSBメモリを選択し、Flash!をクリック。
ブートUSBの作成が始まり、10分くらいで終了します。
はい、これでブートUSB完成です。めっちゃ簡単…
Etcherを使ったブートUSBの作り方
- isoイメージを選択
- USBメモリを選択
- ブートUSB作成!!
さいごに
今回はMacでブートUSBを作成する方法を紹介しました。
デュアルブートでLinuxを動かすには避けては通れない道です。
逆に、作業自体は単純でやり方を知ってしまえば非常に簡単にできます。
快適なLinuxライフを目指しましょう!