こんにちは。むらってぃー(@canon1ky)です!
今回は、僕が就活を意識し始めて行った逆求人イベントで惨敗して悔しい思いをした話をします。
当時の僕のプログラミングスキル
自分を見つめ直した出来事 「逆求人イベント」
僕は大学で情報学を先行して学んでいました。
授業もきっちり受けていたし、単位も1つも落とさず順調な大学生活を送っていました。
しかしある日、エンジニアになりたかった僕が自分に絶望する出来事が起こったのです…
逆求人イベント招待のメールが届く
大学3年生の12月、そろそろ就活を意識し始めた僕は当時登録していた就活支援サービスから届いた、逆求人イベントの招待メールを見ました。
逆求人イベントとは、1日で学生が複数人の企業のスカウト担当の方と面接し、「この人に選考を受けてほしいな」と思った人に、企業担当者が学生に選考のオファーをするイベントです。
企業によっては逆求人イベントを通してオファーを受けた学生は、1次選考を突破できるなどのメリットがあります。
「そろそろ就活だし、なんとなく行ってみるか」
そんな甘い気持ちで逆求人イベントに行きました。
会場の学生と話し、自分の経験のなさに絶望する
逆求人イベント当日、会場に行くと多くの学生がいました。
学生は大体50人ほど。
当日は1月だったので、全員翌年度から就活生の大学3年生と、大学院1年生の人たちでした。
会場に着くと、座席が決められていながらも初めての人同士で気軽に話せる雰囲気があったので話すことに。
僕 「どんなことやってるんですか?」
学生A 「個人で〇〇のシーンに合わせたWebアプリを今作ってます!こんな感じでできてて、デザインに困ってるんですよね〜」
学生B 「自宅でエアコンをIoT化させてます!こんな感じでAndroidから操作できるんですよ〜」
学生C 「〇〇社に長期インターンに行って、Web開発してますよ!」
なんだこれは….
個人でアプリを作っていたり、大学生活をしながらもインターンでWeb開発を行なっていたりなど、授業でプログラミングを学ぶ範囲以外にも、自分で手を動かしている人たちばかりだ…
当時個人で何かを作った経験がない僕は、「授業でこんなもの作りました!」なんてもちろん口には出せず、ただただ自分に絶望しながら、「へぇ〜、すごいですね!」としか言えませんでした。
とある企業のCTOと話し、自分の市場価値のなさに絶望する
そして企業のスカウト担当の方との面接時間。
当日は8社の企業担当者との面接を組んでいただいていました。
まず1社目、非常に有名なWeb系ベンチャー企業のCTOとの面接でした。
不安と期待を胸にしながら望んだ僕は、いきなり壁を見せつけられることになります。
CTO 「初めまして!〇〇です。よろしくお願いします!」
僕 「初めまして!よろしくお願いします!」
CTO 「そんなに緊張しなくていいですよ…笑 まずは自己紹介しましょうか!」
〜お互い自己紹介する〜
CTO 「今までどんなもの作ったんですか?」
僕 「授業でこんなもの作りました!」(パソコンでデモを見せながら)
CTO 「これってどうやってバージョン管理してますか?」
僕 「バージョン管理…と言いますと?」
CTO 「ほら、間違えて書いたコード戻したりとか、動かなくなった時に過去のコードに戻したりとか!」
僕 「手書きで戻してますね…」
CTO 「gitとか使ってないんですか?」
僕 「使ってないです(汗)」
CTO 「学生でも、コードを書くならgitは必須ですよ。手書きで毎回戻してたら時間がかかっちゃうし、もし何かトラブルが起きた時に正常な状態に戻せないと、業界では一大事になりますよ!」
僕 「そうなんですね…全く知りませんでした…やってみます!」
CTO 「そうですね、知らなかったら今日からやってみると良いですよ!ただ、こういう業界で絶対に必要なツールを使えることとか、個人で何かを開発することはWeb業界に就職するなら絶対にやっておいたほうが良いです。」
そしてその企業担当者様からはオファーを受けることなく、面接が終わりました。
自分の知識と行動力のなさを実感し、何より今の自分の知識では業界に入っても通用しないことを実感しました。
自分に足りなかったもの
当日、意気消沈しながらも帰宅した僕は自分に足りないものとやるべきことをすぐにまとめました。
足りなかったもの
実行に移すべきこと
- 何か1つアプリを作る
- gitを最低限のレベル使えるようにする
- 自分がエンジニアになる上で必要なスキルをキャッチアップする
そして実行に写し、アプリを作った僕は2ヶ月後、Web系ベンチャーの面接に挑みました。