こんにちは!むらってぃー(@canon1ky)です。
最近プログラミングを始めたい知り合いから、「プログラミングをやりたいんですけど、何からやったら良いですか?」と聞かれます。
僕もそうでしたが、やっぱり独学だと何からどういう手順で勉強したら良いかってわからないんですよね。
実は、iOSアプリを作る場合でも、Webアプリを作る場合でも、Unityでゲームを作る場合でも、ある学習ステップを辿ることでアプリを作れるところまで辿り着けるんです。
今回は、独学でプログラミングの勉強をどんな方法で進めていけば良いかをまとめます。
この記事を読み終える頃には、勉強ステップのイメージをつかむことができます。
ステップ1: 作りたいものの分野を明確にする
何を作りたいか決まっている方も、特に決まっていない方も、取り組む「分野」を決めましょう。
分野を決めることで、ゴールを明確にした上で、必要な言語のみを学ぶことができます。
結果的に、なんとなく学習することに比べて圧倒的に早く成果を出すことができます。
ここでいう分野は、スポーツでいう「野球」や「サッカー」という概念に相当する部分です。
例えば、「iOSアプリ」という分野を選ぶか「Webアプリ」という分野を選ぶかですね!
他にも下記のような分野があります。
- iOSアプリ
- Androidアプリ
- Webアプリ
- モバイルゲーム(Unity)
- 機械学習
ステップ2: やりたい分野から学ぶ言語を明確にする
分野が決まると、学ぶべき言語を明確にすることができます。
ですので、どの言語を学びたいかを明確にしましょう。
「プログラミング」と一言で言えど、分野によって言語は全く異なります。
言語を決めることによって、ようやく本格的な学習段階に取り組むことができるのです。
野球でいうと「硬式野球」か「軟式野球」かを決めるイメージです。
言語にはC#やPythonなど、様々なものがあります。
各分野との対応は以下のようになっています。
- iOSアプリ → swift or flutter
- Androidアプリ → Java or kotlin or flutter
- Webアプリ → Ruby or PHP or Python
- モバイルゲーム(Unity) → C# or JavaScript
- 機械学習 → Python
ステップ3: Linuxをざっくり学ぶ
プログラミング言語が決まれば、「さあ、プログラミング開始!」と行きたいところですが、実は1つだけ前もって行っておかなければいけないことがあります。
Linuxを学ぶ必要があるのです。
Linuxとは、Webサーバーなどが動く主として使われているOSなのですが、Linuxを学んでおくことによって、プログラミング学習がよりスムーズに済みます。
プログラミングを学ぶ上での「道具」の使い方をあらかじめ覚えておくイメージです。
例えば、野球だと「バットとは何をするものか」とか、「バットを振る時の立ち位置」を覚えずにいきなりゲームを初めたら大変なことになりますよね。
プログラミングも同じで、プログラミングを始める前に道具の知識をある程度吸収しておく必要があります。
こうすることで、プログラミング学習が非常にスムーズに進み、Linuxを学ばない時に比べて圧倒的にかける時間を減らすことができます。
しかし注意点があり、完璧に学ぶ必要がありません。入門書をさらっと読み通すくらいで十分です。
野球でいうと、「バットの使い方は覚えるけど、バットを振る軌道は野球を経験する中で覚える」といったイメージです。
プログラミングでも、ざっくりした前提知識を学んでいき、細かい知識に関してはプログラミングをやる中で補填していく形で十分なのです。
Linuxのオススメ記事はこちらから。
ステップ4: プログラミング言語をざっくり学ぶ
さて、ようやくプログラミングを学び始めます。
既に学ぶべきプログラミング言語は決まっているので、あとは行動するのみです。
で検索したり、Webサイトを使って勉強する方法があります。
Webサイトで勉強する場合は、ドットインストールが非常にオススメです。

無料で使用できる上に、動画で学びながら学習できるので非常に敷居が低くやりやすいのが特徴です。
プログラミング言語を通して下記項目をしっかり学んでおきましょう。
- 変数の使い方
- if文とfor文の使い方
- 配列の使い方
- 関数宣言の使い方
- クラスとインスタンスの概念
もしUnityを学びたい場合は、下記記事にてオススメ書籍と参考書を紹介しています。
ステップ5: チュートリアルや入門書を真似て作ってみる
いよいよ作りたいものを作るステップになります。
しかし、ここでは自分の作りたいものをいきなり作ることができません。
なぜなら、プログラミングを学んだあとに、ものを作るためにエンジンやフレームワークの使い方を学ぶ必要があるからです。
iOSではプログラミング言語のswiftを使う時に、xcodeというエディターを使って開発する必要があります。
Webアプリ開発では、プログラミング言語のRubyという言語を使った場合、Ruby on Railsというフレームワークを使って開発します。
このように作るものによって、言語以外の道具が必要になってきます。
入門書やチュートリアルなどではそれらの道具を使ってアプリを作るよう設計されていますので、それらをそのまま真似てアプリを作ってみましょう。
ここでもドットインストールを使用することをオススメします。

iOSアプリ開発を学びたい場合は「iOSアプリ開発講座」、ゲームを学びたい場合は「Unityゲーム開発講座」といった感じですね!
で、dotinstallが終わったら、例えば下記のような作って学ぶ系の入門書を使いながらとにかく作って動かすまでを体験するのが良いです。

このステップによって、フレームワークやエンジンのざっくりした使い方を学ぶことができ、オリジナルアプリの開発にスムーズに取り組むことができます。
ステップ6: オリジナル制作物を作ってみる
さて、ここまでで必要な知識は整いました。
いよいよ自分の作りたいものを作っていきましょう!
チュートリアルを真似て作ったものをちょっと変えてみたり、自分の作りたいものを1から作ってみる形でも良いです。
しかし、開発を進めていると必ず訪れる壁があります。
それは、下記の2ケースです。
- 新しい機能を実装したいけどどうやったら良いかわからない(ケースA)
- エラーをどうやって解決したら良いかわからない(ケースB)
ケースAの場合は、もしiOSの場合
などで検索するとやり方が出てくるかと思います。
例えばログイン機能をつけたい場合、
といった感じですね。
ケースBの場合は、エラーメッセージをそのまま検索窓に貼り付けて検索してみましょう。
同じようなエラーにぶつかって、対処法を既にサイトにまとめてくれている人が結構いたりします。
もし出てこない場合は、エラーメッセージをしっかり読み込んでみましょう。
中学生レベルの英語知識があれば十分読める範囲なので、意外とわかったりします。
エラーメッセージはぱっと見敷居が高いように見えますが、「どういう操作が原因で動かないからこうしてね」というメッセージなので、丁寧に読み解いてあげることで必ず解決に導けます。
上記ステップで自信のない方は
独学でプログラミングを学ぶためのステップを紹介しました。
ある程度時間は必要ですが、ステップ1~6の順で学んでいけば、必ずアプリを作ることができるようになります。
しかし、独学で学ぶとなると相談者がいなかったり、実際にどれくらいの時間が必要かわからないなどの不安要素があるのも事実です。
それに、学び始めて意外と先が長いなと実感したり…
そんな方にはオンラインプログラミングスクールの使用がオススメです。
オンラインプログラミングスクールを使えば、マンツーマンのレッスンで現役エンジニアから学ぶことができるため、独学で学ぶ時に比べて圧倒的に時間がかかりませんし、疑問に思った知識をすぐに補填することができます。
自宅で受けられるので手間がかからないのも一つの魅力です。
オンラインプログラミングスクールの中ではTechAcademyがオススメです。
こちらはUnityやWebアプリ開発など、様々なコースが充実しています。
無料でカウンセリングを受けられるのも魅力的ですね!
プログラミングを学んで、アプリを作れるエンジニアを目指しましょう!