運動しない人はプロテインを飲んで良いのか?を考えてみる

こんにちは!むらってぃーです。

栄養補給としてプロテインを飲む際、日常的に運動をしないと太るのか?ということは考えたことのある方は多いのではないでしょうか。

コロナ禍やテレワークの普及で家から出る機会が減り、運動量が減ってしまった人もいるかと思います。

今回は運動しない人がプロテインを飲んだら太るのかという問題について、私の経験と今までの知識を踏まえてまとめます。

前提: 運動するべきかどうか

もちろん運動は「したほうが良い」というのはあります。

タニタの記事でも、「生活習慣病の予防」と、「筋力やからだ機能の維持」という観点で運動の重要性が説明されています。

私の経験的にも、運動は下記の理由からした方が良いと思っています。

  • ストレス解消でメンタル面の維持
  • 体力の維持
  • 脳の活性化で仕事のパフォーマンスを上げる

運動することによる脳の活性化に関しては、下記の記事で説明されています。

運動しない人はプロテインを飲んでも良いのか

結論としては、飲む方が良いことが多いため、飲んでも問題ないと考えています。

私が今までプロテインを飲む中で勉強した内容や、他の記事を参考にメリットやデメリットをまとめます。

メリット1: 食事以外でタンパク質の補給ができる

1日あたりに必要なタンパク質摂取量は、森永製菓のサイトだと下記のようにまとめられています。

1日に必要な【タンパク質・糖質】量(g)=自分の体重(kg)×体重1kgあたりの【タンパク質・糖質】必要量(g)

https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=3&category=muscle

このうち「体重1kgあたりの【タンパク質・糖質】必要量(g)」は、活発に活動をしない人であれば0.8です。
つまり体重が60kgだったとすると、60 × 0.8 = 48g のタンパク質が1日あたりで必要になります。

運動する人はもっと必要になります。

ここで、一部の食材に含まれているタンパク質量を参考にしてみましょう。

  • 鶏むね肉: 皮なしで100gあたり24.4g
  • ゆで卵: 1個あたり約6.9g
  • 豆腐: 100gあたり6.6g

鶏むね肉を1食あたり100g食べるとして、2食食べられれば1日あたりのタンパク質を補える計算になります。
卵だと、1日7個くらい食べれば補えます。
卵だけで補おうとすると、かなり食べないといけませんね。

つまり、高タンパク食材を意識しない限り、通常の食事では「食べまくる」ということをしないと1日に必要な摂取量のタンパク質を補いずらいと思います。
そして「食べまくる」ということをすると、摂取カロリーが増えてしまって結果太るという事態に…

ここでプロテインを使うことによって、低カロリーでタンパク質を補うことができます。

プロテインは1杯で20gのタンパク質を補うパターンが多く、私が飲んでいるものだと1杯20キロカロリーほどです。
お昼がカップラーメンだったり、焼きそばでタンパク質が圧倒的に足りない時、プロテインによってタンパク質を補っています。

メリット2: 低カロリーなので太る心配をあまりしなくて良い

ホエイプロテインだと、私が飲んでいるものは1食あたり20キロカロリーです。
経験上、他の製品でも大体それくらいの前後のカロリーでした。

そのため、1日あたり3杯飲んだとしても60キロカロリー。
スナック菓子やチョコレートを食べるのに比べると圧倒的に低カロリーです。

運動をしない人がプロテインを飲むことによって、プロテインのカロリーが原因で太る心配はあまりないかなと思います。

注意点
  • 過剰摂取しすぎると、その分カロリーは増えてしまうので飲み過ぎには注意です。1日の必要摂取タンパク質を補うために飲む量であれば問題ないと思います。
  • プロテインでタンパク質を補えるからといって、その他の栄養素をおそろかにするのは避けましょう。あくまで食事で足りないタンパク質をプロテインで補うというのが良いと思います。

メリット3: 筋肉量の低下が防げ、太りにくい体作りにつながる

タンパク質は筋肉の材料となります。

また、筋肉量が多いほど基礎代謝が高く、日常の活動で消費するカロリーが高いです。
消費カロリー量が多いほど、食事から摂ったエネルギーの消費量が多く、体に余計なカロリー分の脂肪が蓄積されにくかったりします。
逆に、筋肉量が少ないほど基礎代謝が低く、消費カロリー量が少なくなってしまうため、食事から摂ったエネルギーが脂肪に代わって体に蓄積されやすいです。

タンパク質が不足することによって、筋肉量の低下につながります。

タンパク質をプロテインで補うことにより、筋肉量の低下を防ぐ。
結果、基礎代謝の低下を防ぎ、今よりも太りやすい体になってしまうのを少しでも防げるということです。

意識的に運動をしない人でも、プロテインを飲みつつ筋肉を意識することで、日常の活動でもカロリーを消費しやすい体になれるのではないでしょうか。

デメリット1: プロテイン購入のコストがかかる

ここが一番ネックになるのではないでしょうか。

プロテインは1kgあたり、国産だと4000円ほどすることが多いです。

1kgあたり、50回ほど飲めるので大体1ヶ月くらいで消費するとしましょう。
そうすると、1ヶ月約4000円のコストがかかってきます。

サブスクとして考えると少し大きいコストですね…

この問題に関しては、どのプロテインを買うかの工夫をすることでコストを抑えることができます。

私のおすすめの低コストプロテインを下記に紹介しているため、良ければ参考にしてみてください。

1kg1800円!?安くて美味しいプロテインはマイプロテインで決まり

デメリット2: 牛乳でお腹を壊しやすい人は注意

牛乳でお腹を壊しやすい人は、プロテインを飲んだ場合にも同じようにお腹を壊してしまう可能性があります。

プロテインのパッケージの裏でも注意点として書いてあることは多いです。

この問題に関しては、多くのプロテインのメーカーで「少しずつ飲むこと」が推奨されていたりします。

なるべく一気飲みは避けることで対処はある程度できるかと思います。

最後に

今回は運動しない人はプロテインを飲んでも良いのか?という問題について考え、プロテインのメリット、デメリットをまとめました。

プロテインを飲もうか迷っている方は参考にしてみてください。