こんにちは!むらってぃーです。
会社で働いているのはいいけど、仕事がなくて思いの外手が空いており、

今日もネットサーフィンしてたな〜…
なんてことはありませんか?
僕は新卒で配属されたプロジェクトで、開発があまりにもチームでサクサク進みすぎていて、手がかなり余っており、仕事がない時期が1ヶ月くらいありました。
今回は仕事がなくて手が空いている時に、僕がキャリアを上げるために実践して「やってよかったな」と経験的に学んだ、オススメの立ち回りを3つ紹介します。
エンジニア以外のどんな職種でも、参考になると思います。
手が空いている時の立ち回りの重要性
オススメの立ち回り方を話す前に、仕事がない時の立ち回りを意識することの重要性をお話しします。
手が空いている時には、基本的に下記の2つにタイプは分かれます。
- 何もしない
- 何かをやる
当たり前ですが、どちらかになります。
この記事を読んだあなたはどちらに当てはまりますか?
僕は仕事がなくなったばかりの頃は、何をしたら良いかわからず「何もしない時間」が生まれたことが何度かありました。
もちろん、そこでどうすれば良いかわからなくなることは誰でもあるかと思いますが、果たして何もわからないまま時間が過ぎるのを待っていて良いのでしょうか。
何かをやって、キャリアアップや自己のレベルアップに繋げるよう意識すれば、その時間は自分への「投資」の時間になります。
一方、何もしなければ、その時間はただの「消費」としての時間になってしまうのです。
僕はこの時間を「投資」の時間に変えたことで、新卒入社の半年後にはサーバーサイドの大半を任せてもらえ、それによって技術的な知見を経験としてたくさん獲得し、新卒から2年後の現在では当時の月収の2.5倍を上回りました。
それでは、仕事がない時間を「投資」の時間にするためにオススメの立ち回り方についてお話をします。
オススメの立ち回り方
まず大前提として意識して欲しいのが、あなたがいるその場所は家ではなく会社ということです。
ですので、会社にいることを最大限に活かしましょう。
社内で困っている人を探す
IT界隈であれば、Slackを使っていることが多いかと思います。
そうでなくても、Google Hangoutなどの何らかのメッセンジャーアプリを使っていたり。
迅速なコミュニケーションを行うのが必須である現場において、これらのものを使っておらず全てメールなどでやり取りをしている場合は、察しということで…()
社内では「こういうのが解決できないんだけどどうしたら良いですか?」と言っていたり、仕事が溢れていて手に負えない人は必ずいます。
そういう人たちはSlack上で助けを求めていたり、社内でも誰かに助けを求めていたりするんです。
メールで「〇〇の解決策知っている方はいますでしょうか?」などのメッセージが全社宛に飛ばされることはありませんでしたか?
その時に「誰かがやってくれるだろうし無視しよう」と思って放置しませんでしたか?
それでは周りの人と同じ「困りごとを解決してくれる特別な人」ではなくなってしまいます。
これこそが信頼を獲得するチャンスなんです。
僕は当時全社メール宛で「ファイルにパスワードをかけて圧縮する良いツール知りませんか?」というメールが届き、「なかなか良いものがないですよね」というメッセージが繰り広げられたので、すぐさま自作して「作りました!」と、ツールを送りつけました。
すると、その人の所属していた部署の数名からハングアウトでメッセージが届き、「めっちゃいいね!」とか、「使いやすい!助かった!」と言っていただけました。
それがきっかけで、社内の飲み会などでも積極的に話しかけてもらえることが増え、「うちの部署に来なよ!」など言ってもらう機会がありました。
また、その部署の人には後に転職のスカウトを受けたりもしました。

このように、信頼が目に見えて帰ってきたのは本当に嬉しかったです。
エンジニアだと、困りごとを自動化などの技術で解決できることが多いです。
誰かが困っているのを見かけたら、是非行動してみてください。
ひたすら上司を誘ってランチに行く
上司をランチに誘うのも1つの立ち回りとして有効です。
ここで時間帯は夜などの飲み会ではなくて、必ず1対1のランチで上司を誘ってください。
なぜかというと、ランチは1時間という制限がかかっており、貴重な時間になるため無駄話をせず、濃密な話が自然とされる場になるからです。
その場はキャリアアップに繋げる絶好のチャンスなんですね。
そこでひたすら、「社内でどう動いたら良いか」のヒントを探りまくってください。
僕は上司とランチに行ったら必ず下記のことを聞いてました。
- 何か手がつけられなくて困っていることはないか
- 困った時に誰に助けを求めれば良いのか
- 若いうちにやった方が良いことはあるか
これらを聞くだけでも、かなりヒントが見つかります。
僕はここから、「社内で一番誰に信頼されるように動けば良いのか」という大きなヒントを引き出せたことで、その後のキャリアにつながる大きな案件をもらうことができ、今に繋がっていると断言できます。
1人で食べることがなければランチは、居心地の良い同僚としてしまいがちです。
それは決して悪いことではないですし、後の大切な人脈資産にもなってくるので、その時間は大切にしてください。
しかし、ずっと居心地の良いままで居続けたら、何も変わりません。
今までの自分と同じなんです。
少し緊張するかもしれませんが、勇気を出して上司を誘ってください。
「部下がランチに誘うなんて失礼じゃないか….」なんて思ってる方は、自分の部下や後輩がいることをイメージしてみてください。
後輩から

先輩!!ランチ一緒に行ってください!!
なんて言われたら嬉しくないですか?
意外と部下をランチに誘いたくても、誘えない人はたくさんいるんです。
僕はランチの場でそれを何度も上司から聞いたので(笑)
ぜひやってみてください!
仕事を振ってもらえそうな人に信頼されるように動く
最後は僕が上司とのランチから得た立ち回り方です。
社内やチームの中に、「いくつものプロジェクトを抱えていて、なんだかすごい人」って周りにいたりしませんか?
これもまた絶好のチャンスです。
その人から仕事をもらえれば、自分も活躍できる場をもらえることになるので、キャリアアップにつながります。
僕の場合は、同じチームのゲームプランナーの上司が、複数のプロジェクトを掛け持っていて、社内でものすごく信頼を置いていたのを見ていたので、その人に「何か面倒で自動化したい作業ないですか?」とか、「取りたいデータあったりします?」などと聞いて、自分から仕事を取りに行っていました。
また、自動化ツール作ってみて「こういうの作ったんですけどどうですか!」みたいな立ち回りもしてました。
メインのプロジェクトの新規実装を勝手に進めるわけにはいかないので(笑)
そうすると、ある日から「この辺自動化したらめっちゃ便利になるんだけどできる?」などのお願いをされるようになり、ガンガン業務を自動化させたり効率化させたことを覚えています。
この経緯もあり、「この人なら色々やってくれるし任せられそう」と思ってもらえたおかげで、別の部署に異動にして新卒入社の半年後からサーバーサイドのリードエンジニアに就任することが出来ました。
おかげさまで後に業務の中でいろんなことを学んだのですが、そちらは下記記事にまとめています。

「仕事を振ってもらえそうな人に信頼されるように動く」立ち回りは本当に有効です。
全ては行動力から
上記の3つの立ち回り方を見ていて気づいたかと思いますが、全て「行動」をしないと何も始まらないんです。
「不安だなぁ。。どうしよう。。。」などと考えている人は一回その気持ちを捨てましょう。絶対にです。
「ここで行動すれば人生変わるかもしれない」
そんな気持ちでやってみてください。
そして、僕がこれらの動き方の根底となるヒントを得たのは「入社1年目の教科書」という本でした。
ランチの話とかはまさにです。
読まなくても良い人もいると思いますが、読むと周りに差をつける大きなアドバンテージになるのかなと。
入社1年目と書いてありますが、入社2~3年目でも読む価値は十分にありました。
この1冊は「動き方」と「考え方」を習うのに本当に参考になるので、ぜひ読んでみてください。

立ち回り方を身につけて、空いた時間を最強の武器にしましょう!