AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの勉強範囲まとめ(2019年3月)

こんにちは!むらってぃー(@canon1ky)です。

先日、Amazon Web Serviceの認定資格であるソリューションアーキテクトアソシエイト(Solutions Architect Associate)を取得しました。

AWSソリューションアーキテクトアソシエイトに合格しました!

クラウドの技術はどんどん増える一方、実際に勉強を始める中で何を勉強すれば良いか迷いますよね。

今回は僕が合格をするまでの中で、どの範囲を勉強したかと、実際に試験でどの範囲の知識が求められたかをまとめます。

使用した書籍

勉強に使った書籍は下記の1冊のみです。
重点的に理解度が求められるサービスについて一通りまとめられています。

この1冊が完全に理解できるレベルまで到達すれば、60~70%の問題は解くことが出来ると思います。

3周くらいしておくのをオススメします。

勉強範囲

書籍で学んだ後、AWS公式のブラックベルトを使って進めました。
ブラックベルトでは、上記の書籍を読んで理解しきれなかった部分を重点的に学んでいきます。

EC2

まずはEC2です。
EC2に関しては全体的に網羅して知識が求められます。

  • Elastic Load Balancerの概要と利用シーン
  • EBSの概要
  • Elastic IPの概要
  • オンデマンドインスタンス、スポットインスタンス、リザーブドインスタンスの違い
  • AMIの概要
  • セキュリティグループの概要と利用シーン
  • キーペアの概要
  • EC2起動時の設定の各項目の理解
  • EC2のライフサイクルの理解(停止とは?終了とは?など)

コンピューティング(EC2以外)

EC2以外のコンピューティングに関わるサービスもそこそこ出題されます。

  • ECSの概要
  • EKSの概要
  • Lambdaの概要と利用シーン
  • LambdaとAPI Gatewayを組み合わせて使う利用シーン
  • Elastic Beanstalkの概要

ネットワーク

ネットワークもコンピューティング同様に広い知識が求められます。

  • VPCとサブネットの概要
  • ルートテーブルの概要
  • インターネットゲートウェイの概要と利用シーン
  • NATゲートウェイの概要と利用シーン
  • ネットワークACLの概要とセキュリティグループとの違い
  • ピアリング接続の概要と利用シーン
  • Route53の概要
  • Route53ルーティングルールの種類と概要の理解
  • CloudFrontの概要と利用シーン

Auto Scaling

クラウドの恩恵を最大に受けられる、AutoScalingについても必須です。

  • AutoScalingの概要
  • AutoScalingグループ
  • AutoScalingポリシー
  • スケジューリング

データベース

データを保持するのに必須であるデータベースに関しても、かなり広い範囲が求められます。

  • RDSの概要
  • マルチAZの概要
  • リードレプリカの概要
  • スナップショットの概要
  • パラメータグループの概要
  • DynamoDBの概要と利用シーン
  • ElastiCacheの概要と利用シーン
  • RedShiftの概要と利用シーン

ストレージ

ストレージは様々な他のサービスと組み合わせて出題されたりします。

  • S3の概要と利用シーン
  • データのサーバーサイド暗号化とは
  • バケットポリシーの概要
  • オブジェクトのバージョニングの理解
  • CloudFrontと組み合わせをどんな時に使うか
  • EFSの特徴の理解
  • S3 Glacierの概要と利用シーン
  • Storage Gatewayの概要と利用シーン

CI/CD

下記の概要と、違いをそれぞれ理解しておくと良いでしょう。

  • CodeCommit
  • CodeBuild
  • CodeDeploy
  • CodePipeline

その他

  • IAMユーザー、ロールの概要と利用シーン
  • SQSの概要と利用シーン
  • SNSの概要と利用シーン
  • Certificat Managerの概要
  • AWSにおけるクラウドアーキテクチャ原則の概要
  • 責任共有モデルへ概要
  • 各サービスがリージョンサービスなのかどうか

内容的にはかなり多いですが、これらを一つ一つ理解していけば合格ラインにかなり近づくと思います。

アーキテクト(設計)の認定資格なので、実装のやり方というよりは、「それぞれのサービスの特徴を知っていて、どのようなケースに、どのサービスと併せて使うか」を理解しておくことが重要となります。

時間があれば手を動かそう

今回紹介した範囲は、AWSを使ってサービスのアーキテクチャを組むときに間違いなく生きてきます。
そのため、認定資格を取らずとも、この範囲を知っていることは業務における大きなアドバンテージとなります。

勉強してみて、理解が浅いなと思ったら実際に手を動かしてサービスを触ってみましょう。

とは言えど、クラウドのスキルを身につけるには、クラウドを触っている企業に飛び込み、有識者の近くで経験を積むことが一番の近道です。

是非本記事が、ソリューションアーキテクトアソシエイト資格を取る方の助けになれば幸いです。

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