こんにちは!むらってぃーです。
実は7月頭に転職をしていたのですが、転職活動として転職ドラフトを使っていました。
あらかじめ述べておくと、転職を考えるWeb系のエンジニアであれば1度は使用することをオススメします。
今回は、転職ドラフトを使った体験談をまとめます。
転職ドラフトとは
エンジニアが候補者としてレジュメを登録し、それを見た企業がドラフト期間内で候補者の指名を行うことで、面接から選考をスタートできる転職サービスです。
候補者への提示年収とともに指名理由付きでの指名が行われます。
良いところをざっくり
何が良いのかというと、
- 自分の市場価値を知ることができる
- 若手でも年収が大幅に上がる可能性がある
- 面談でのミスマッチが少ないため、通常の転職に比べて労力が少ない
というところです。
これらを、今回の体験談を通して知っていただければと思います。
転職ドラフトに登録したきっかけ
1年知り合いと経営していた会社を廃業させる決断をしたのち、企業に入ってエンジニアに戻る決断をしました。
そこで以前、PHPカンファレンスで転職ドラフトのステッカーをもらった時のことを思い出し、なんとなくの気持ちで転職ドラフトに登録してみました。
転職ドラフトでの指名状況
僕が参加したのは転職ドラフトの第18回ドラフトでした。
レジュメに自分の使える技術、今まで乗り越えた壁の話などを事細かく書き、ドラフト期間を迎えました。
ドラフト期間が始まり、
という状況だったのですが、まさか1日目から指名が入りました。
ドラフト期間も終わりに近づいたある日になんと、とある企業か1位指名をいただきました。
1位指名とは、「そのドラフト期間で1企業あたり1人の候補者にしか使えない、スペシャルな指名」という感じです。
こんな感じで、一位指名には「1位」のラベルがつきます。
そして全体で17本の指名をいただき、約400人中3位の指名本数でした。
提示年収にも指名本数にも驚きしかなかったです。
本当にありがたすぎる…
ここまでの経験を積み上げさせてくれた前職、前々職の環境に感謝しかなかったと、意外にも自分の経験や考えていることに興味を持ってくれる企業がたくさんあるんだな〜と思えた瞬間でした。
面談での状況
転職ドラフトで指名をくれた企業とは面談を行えるため、とにかく行けるだけ面談に行ってみました。
感じたこととして、大学生の時の就活時とは全く違う印象を持ちました。
具体的には、
- 面談で本当に話したいことに絞って話ができる
- いきなりCTOと面接することが結構多い
- 自分のニーズを感じることができる
といったことです。
面談で本当に話したいことに絞って話ができる
通常の選考だと、エントリーシート通過後に面接というケースが多いかと思います。
しかし、エントリーシートはそんなに候補者のことを知れるほどの情報はなく、「面接でどれだけ候補者のことを知ることができるか」という視点での面接になるケースが多いです。
限られた面接の時間で聞けることは少ないので、「結局あまりわからなかった」というケースが結構多いんですよね。
しかし転職ドラフトの場合は、採用担当が候補者の事細かく書いたレジュメを読んで指名を行い、面接担当者もレジュメを読んで面談や面接に挑むため、浅い情報を知った上で面接ができるという利点があります。
そのため、面接で本当に話したいことをお互い話すことができるんですね。
いきなりCTOと面談をすることが結構多い
転職ドラフトを使ってみるとわかるのですが、「めっちゃ大手!!」みたいな企業よりもスタートアップ企業や、最近名前をよく聞くベンチャー企業が多かったりします。
企業の規模としてはそこまで大きくないため、CTOと面接をすることが結構多いのです。
(メガベンチャーなども登録しているので、人事と面談などのケースもあります)
また、これは体験談からの推測ですが、企業が「この人欲しい!」と指名して面談に挑むため、会社のことをとにかく知ってもらうために、最も会社の技術の魅力を伝えられるCTO自身が面談するのもあるかと思います。
自分のニーズを感じることができる
自分のレジュメをきちんと読んでスカウトしてくれた企業との面談なので、体感的にはミスマッチすることはかなり少ない印象でした。
「面談に行ってみたけどなんか違った」みたいな微妙な感じが起こる確率が少ない感じです。
改善要望
今までメリットばかりを挙げてきましたが、改善の余地があるとすれば、
「候補者が指名再掲時リクエストを行った場合の、企業に返答期限がわかりにくい」
ことかなと思います。
指名をもらった時に「年収が少ないな」とか「本当に自分のレジュメを読んでくれているのかな」と感じた時には、指名を再掲示するリクエストを行うことができます。
その指名掲示リクエストに対し、「承認し、もう少し高い年収で再度指名を行う」か、「却下し、元のままの指名を継続させる」といったアクションを行うことができます。
しかし、自分の場合は何社か指名掲示リクエストを行ったにもかかわらず、ドラフト終了直前に返答が返ってこず、返答されない企業もあると勘違いしてしまいました。
こちらに関しては、候補者側に再掲示リクエストへの返答期限をもう少しわかりやすくすることで、「企業もじっくり考える時間が必要である」ことを認識に置けるかと思います。
転職ドラフトを使ったことがない方へ
今回は転職ドラフトの体験談を書きました。
これらを体験談から掴んでもらえていれば幸いです。
特に1つ目の「自分の市場価値を知ることができる」部分が一番のメリットかと思うので、「今の自分の経験が世の中に求められているのかわからない」という人ほど、これからのキャリアのために使用することをオススメします。
※こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。